「ホワイトニングっていろいろ種類があるけど、どのぐらいの値段になるかわからない…」
このように疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ホワイトニングの種類別に値段相場を解説します。
本記事は以下の人におすすめです。
- ホワイトニングの値段を種類別に知りたい
- ホワイトニングの値段が抑えられる方法を知りたい
ホワイトニングの値段について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
記事監修者
歯科医師/岡本孝博
高知県の僻地出身
高校卒業後、アパレル業界へ。デザイナーを経験後、歯科医師になる。
2008年より、京都大学医学部附属病院に勤務。基幹病院病棟医長/外来医長、地域基幹病院歯科口腔外科の所属長、地域医療連携における部門部長、難治性外来非常勤医師を務める。また、研修指導医取得はじめ数々の認定医資格を取得
2018年に㈱スクリエを創業
ホワイトニングの種類は?
歯を白くするためのホワイトニングの種類は次の3つです。
- ホームホワイトニング
- オフィスホワイトニング
- デュアルホワイトニング
それぞれ解説していきます。
1)ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、ホワイトニングジェルとマウスピースを用いて自身でホワイトニングする方法のことです。ホームホワイトニングを行う際は、歯医者で歯の色を確認した後、歯の表面のクリーニングを行います。
その後患者さんに合ったマウスピースを作製し、歯医者で処方してもらったジェルをマウスピースに入れ、歯に装着します。
1日に30分〜2時間程度の装着を約2週間続けることで、ホワイトニング効果が期待できるでしょう。
2)オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯医者で行うホワイトニングのことです。
オフィスホワイトニングを行う際は、歯医者で歯の色を確認した後、歯の表面のクリーニングを行います。その後、歯肉を保護した状態で、ホワイトニングジェルを歯に塗布します。
塗布が完了したら、ホワイトニングジェルに光を照射する流れが一般的です。
1回の施術時間は合計1時間程度であり、定期的に3回〜6回程度ホワイトニングすることで効果が期待できるでしょう。
3)デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する方法のことです。
オフィスホワイトニングで歯を白くした後、ホームホワイトニングで繰り返しケアすることにより、歯の白さを高めながら維持していきます。
オフィスホワイトニングの即効性と、ホームホワイトニングの持続性の効果が期待できるのが特徴です。
【ホワイトニングの種類別】値段相場は?
ホワイトニングの種類別で値段相場をまとめました。
ホワイトニングは保険診療ではなく自由診療扱いです。
そのため、歯医者によって値段が異なります。
以下はホワイトニング治療に通う際の値段相場(総額)です。
種類 | 値段相場 | 備考 |
---|---|---|
ホームホワイトニング | 20,000円〜50,000円程度 | 2週間利用を想定。マウスピース費用・薬剤14日分を含む。 |
オフィスホワイトニング | 10,000円〜70,000円程度 | 1回あたりの金額。使用する薬剤や機械によって変動あり。 |
デュアルホワイトニング | 50,000円〜80,000円程度 | ホーム・オフィスの組み合わせによって変動あり。 |
一般的には、ホームホワイトニングがオフィスホワイトニングより安い傾向があります。
デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2つの工程が必要なため、比較的値段が高くなるでしょう。
【ホワイトニングの種類別】メリット・デメリットは?
ホワイトニングの種類別でメリット・デメリットをまとめました。
値段相場を比較しながらどの種類を選ぶか迷っている方は、参考にしてみてください。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ホームホワイトニング | ・自分のタイミングで行える・白さの限界値が高い・ホワイトニングのコストが抑えられる | ・効果が得られるまで時間がかかる・歯が染みたときに、すぐに対処できない。 |
オフィスホワイトニング | ・短期間で白さが実感しやすい・専門医の施術により安心できる・虫歯予防や口内環境の改善につながる | ・後戻りがしやすい・費用が高い |
デュアルホワイトニング | ・短期間で白さが実感しやすい・ホワイトニング効果が長続きする | ・費用が高い |
ホワイトニングの値段を抑える方法は?
「なるべくお金をかけずにホワイトニングしたい…」
このように考える方に向けて、ホワイトニングの値段を抑える方法を解説します。
【ホワイトニングの値段を抑える方法①】ホワイトニンググッズを活用する
ホワイトニンググッズを活用することで、自宅でホワイトニング効果が得られます。
ホワイトニング成分を含む歯磨き粉や、ステインコントロール成分を含むマウスウォッシュなどを利用することで一定の効果が得られるでしょう。
一方で、市販品には漂白効果のある成分は含まれていません。
そのため、歯医者で行うホワイトニングほど効果が実感できない可能性があります。
【ホワイトニングの値段を抑える方法②】セルフホワイトニングを行う
セルフホワイトニングとは、美容サロンや専用サロンなど歯医者以外で行われるホワイトニングのことです。
自身で施術を行うことで、歯医者で行うホワイトニングの値段より安くホワイトニングが行えます。値段相場は1回あたり2,000円〜5,000円程度です。
サロンによっては、月に15,000円程度で通い放題のプランもあり、歯医者で行うホワイトニングより安価に施術が行えます。
一方で、セルフホワイトニングには、歯医者で使用できる漂白効果のある成分が含まれていません。そのため、歯医者で行うホワイトニングほど効果が実感できない可能性があります。
まとめ
今回はホワイトニングの種類や効果、値段相場について解説しました。
歯を白くするためのホワイトニングの種類は次の3つです。
- ホームホワイトニング
- オフィスホワイトニング
- デュアルホワイトニング
それぞれの値段相場は次の通りになります。
種類 | 相場 |
---|---|
ホームホワイトニング | 20,000円〜50,000円程度 |
オフィスホワイトニング | 10,000円〜70,000円程度 |
デュアルホワイトニング | 50,000円〜80,000円程度 |
それぞれの種類ごとにメリット・デメリットがあります。
値段と照らし合わせながら、自身に最適な方法を選んでください。
「なるべくお金をかけずにホワイトニングしたい…」
このように考える方は、次の方法を検討してみてください。
- ホワイトニンググッズを活用する
- セルフホワイトニングを行う
値段を抑えつつ、ホワイトニング効果を感じたい方にはおすすめです。
一方で、上記の方法には、歯医者で使用される漂白効果のある成分は含まれていません。
そのため、歯医者で行うホワイトニングほど効果が実感できない可能性があります。
記事執筆者
廣瀬哲人
株式会社ENロジカル代表
京都大学医学部医学研究科在学中に脳神経の形成機構の研究に従事。
在学中に起業し、事業売却を経験。
自身もwebのディレクターとして従事し、経営する会社ではいくつものwebメディアを運営している。
運営中のメディアはこちら
記事監修者
歯科医師/岡本孝博
高知県の僻地出身
高校卒業後、アパレル業界へ。デザイナーを経験後、歯科医師になる。
2008年より、京都大学医学部附属病院に勤務。基幹病院病棟医長/外来医長、地域基幹病院歯科口腔外科の所属長、地域医療連携における部門部長、難治性外来非常勤医師を務める。また、研修指導医取得はじめ数々の認定医資格を取得
2018年に㈱スクリエを創業