「歯医者で電話予約する時、なんて言えばいいか分からない…」
このように不安になり、歯医者の電話予約が億劫な方は多いです。
しかし、安心してください。電話予約は簡単です。なにも恐れることはありません。
そこで今回は、歯医者で電話予約する時の予約の取り方について解説します。
本記事は以下の人におすすめです。
- 歯医者の電話予約の時、なんて言えばいいか分からない
- 歯医者の電話予約の時、なんて聞かれるか分からず不安
- 歯医者の電話予約の時、緊張して上手く話せる自信がない
歯医者で電話予約する時の話し方や、受付から聞かれることなどを解説します。
歯医者の電話予約に自信がない方は参考にしてみてください。
【歯医者の電話予約の時なんて言えばいいか不安な方へ】受付がリードするので心配無用です
「歯医者で電話予約の時に緊張してなんて言えばいいか分からない」このように思っている方は、安心してください。
歯医者の電話予約時は、受付がリードします。そのため患者さん主体で話す必要はありません。
受付が聞きたいことを1つ1つ聞いていくので、それに対して答えていくだけで問題ないのです。
普段の会話通りにキャッチボールをすれば良いだけ。なにも心配することはありません。
【歯医者の電話予約の時なんて言えばいいか不安な方へ】第一声は予約したい旨を伝えよう
歯医者の電話予約に苦手意識を感じる方が、最も億劫に感じる場面。それが電話をかける際の「第一声」です。
しかし、安心してください。
電話予約する時の第一声は、予約したい旨を伝えるだけ。これ以上に何かを伝える必要はありません。
歯医者の電話予約の最初のやり取りは以下の通りです。
まずは歯医者に電話をかけましょう。
電話がかかったら、受付から「●●歯科クリニック、受付の◯◯でございます」と言われます。
その後、このように伝えましょう。
「予約を取りたいんですけど」これだけです。
すると、受付から質問されます。あとはその質問に答えていくだけでいいのです。
歯医者の電話予約の際は、まず予約したい旨を伝えること。これだけで十分です。
【歯医者の電話予約の時なんて言えばいいか不安な方へ】歯医者の受付から聞かれること
歯医者の電話予約の際、受付に予約したい旨を伝えた後、受付から質問される内容について解説します。
歯医者の電話予約で何を聞かれるか分からず不安な方は把握しておくと良いでしょう。
【歯医者の電話予約の際、受付から聞かれること①】初めて受診するか
歯医者の電話予約時に、受付から「初めて受診されますか?」と聞かれます。
初めてその歯医者に行くのであれば「初めてです」と伝えましょう。
過去にその歯医者に来たことがあれば「前も来たことがあります」と伝える必要があります。
その場合「診察券番号を教えてください」と聞かれますので、歯医者の電話予約時は診察券を準備しておきましょう。
もし過去にその歯医者に来たことがあるか分からない、もしくは診察券を無くした場合は名前と連絡先を伝えましょう。
歯医者によっては、これらの情報から診療履歴を調べてくれます。
【歯医者の電話予約の際、受付から聞かれること②】名前と連絡先
受付から名前と連絡先を聞かれます。
この時に注意すべき点は「受診する本人の名前」を伝える点です。
たとえば、子どもが受診する場合は、子どもの名前を伝えましょう。
「治療を受けるのは◯歳の娘です。名前は◯◯と言います」という形で伝えると良いです。
電話予約した人と受診者が異なると、来院時の受付処理に時間がかかる場合があります。
歯医者で電話予約する際は、必ず受診者の名前を伝えておきましょう。
【歯医者の電話予約の際、受付から聞かれること③】どのような症状か
受付から「どのような症状がありますか?」と聞かれる場合があります。
この場合は、なるべく具体的に伝えましょう。
たとえば「1週間前から奥歯の痛みがひどく、食事の時に特に痛みを感じる」のような具合です。
可能な限り、その痛みがどの場所で、いつから起こっているかを伝えましょう。
どんな時に痛むのかを添えるとなお良いです。
クリーニングや検診をご希望の方は、その旨だけ伝えれば問題ありません。
それ以外の方は、より具体的に伝えることで、当日の治療計画がスムーズに立てやすくなります。なるべく詳細に伝えておきましょう。
【歯医者の電話予約の際、受付から聞かれること④】希望の日程
歯医者で受診したい日程が聞かれます。
伝える際は、具体的な日程を伝えましょう。
たとえば「◯月◯日◯曜日の午前中」という形で明確に指定すると良いでしょう。
人気で予約がなかなか取りづらい歯医者であれば「◯月◯日◯曜日〜◯月◯日◯曜日の間で空いている日程はありますか?」と聞くと良いです。
もし急ぎの方であれば「最短で午前中に空いている日はありますか?」と聞くと良いでしょう。
より具体的に伝えることで、受付とのやり取りがスムーズになり、予約が取りやすくなります。実践してみてください。
【歯医者の電話予約の際、受付から聞かれること⑤】患者が気になること
最後の方で「なにか気になること、不明な点はありますか?」と聞かれることがあります。
その場合、遠慮せず気になっていることや不安なことを伝えておきましょう。
- たとえば妊婦の方はその旨を事前に伝えておくと良いです。
- また、金属アレルギーの方やラテックスアレルギー(バナナ・アボカド・キウイフルーツ・栗のアレルギー)の方は伝えておきましょう。
- その他にも、骨粗鬆症の薬や血液をサラサラにする薬などは診療に影響が出る可能性があります。服用している場合は、合わせて伝えておくと良いでしょう。
歯医者は、患者さんの状況が事前に分かると治療計画が立てやすくなるのです。
患者がスムーズに受診し、質の高い治療を受けるためにも、なるべく自身で気になることは伝えておきましょう。
【歯医者の電話予約の時なんて言えばいいか不安な方へ】もし予約をキャンセルしたい場合はこう言おう
歯医者の電話予約をした後で、急なスケジュール変更により予約をキャンセルしたい場合があるでしょう。
そんな時は、遠慮なく電話でキャンセルしたい旨を伝えてください。
「別日程が入ったのでキャンセルさせてください」このように伝えると良いでしょう。
また、日程を変更したい場合は、その旨も合わせて伝えると良いです。受付が別日程で空いてる日を教えてくれます。
注意すべき点としては、連絡をせず「無断キャンセル」しないことです。
無断キャンセルをしてしまうと、他の患者さんに迷惑がかかる場合があります。
また、キャンセルする際はなるべく早く連絡を入れましょう。
なるべく早く連絡を入れることで、次回の予約も取りやすくなります。
都合が悪くなったら、必ず電話でキャンセルの連絡をしましょう。
まとめ
今回は、歯医者で電話予約する時の話し方や、受付から聞かれることなどを解説しました。
歯医者の電話予約は簡単です。
大事なことは「予約をしたい旨を伝える」こと。それさえ伝えれば、あとは受付からくる質問に答えるだけで問題ありません。
受付から聞かれることを事前に把握しておくと、歯医者で電話予約する際にスムーズに予約できるでしょう。
万が一都合が悪くなり、キャンセルする必要が出た場合は、遠慮せず電話でキャンセルの旨を伝えてください。
事前に電話せず、無断キャンセルすると、他の患者さんに迷惑がかかります。注意しておきましょう。
記事執筆者
廣瀬哲人
株式会社ENロジカル代表
京都大学医学部医学研究科在学中に脳神経の形成機構の研究に従事。
在学中に起業し、事業売却を経験。
自身もwebのディレクターとして従事し、経営する会社ではいくつものwebメディアを運営している。
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記事監修者
歯科医師/岡本孝博
高知県の僻地出身
高校卒業後、アパレル業界へ。デザイナーを経験後、歯科医師になる。
2008年より、京都大学医学部附属病院に勤務。基幹病院病棟医長/外来医長、地域基幹病院歯科口腔外科の所属長、地域医療連携における部門部長、難治性外来非常勤医師を務める。また、研修指導医取得はじめ数々の認定医資格を取得
2018年に㈱スクリエを創業
共同記事監修者
管理栄養士/西岡愛梨
管理栄養士として大手医療法人の病院や介護老人保健施設に勤務しながら、大阪市立大学大学院へ進学。当時の研究テーマで日本病態栄養学会の若手研究特別賞を受賞した過去をもつ。現在は後期博士課程に在籍しながら、京都大学や地域中核病院での研究調査に携わっている。